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何をしても治らない大人ニキビ。見直すべき習慣とは?

この記事を書いた人:吉良 裕子

そろそろエイジングサイン(たるみ、しみ、シワなど)が出始めているのに

ニキビで悩むって本当に辛いですよね?

 

しかもエイジングケアの化粧品は保湿力の高い重めのものが多いので

ニキビを悪化させる可能性も高いですし。。

 

やっと少なくなったと思ったら大量発生。

このままニキビだらけで一生治らないかもしれない、、、と不安になってしまいますよね。

何をやっても効果ないし、もうどうしたらいいの??

 

そこで大人ニキビを悪化させてしまうありがちな生活習慣と対処法をご紹介致します!

 

大人ニキビを経験する割合

 

米国アラバマ州立大学の調査によると20代~50代で大人ニキビを経験する割合は

・20代で女性50.9%、男性42.5%

・30代で35.2%の女性、20.1%の男性

・40代で26.3%、12%

・50代で15.3%、7.3%

 

いずれも女性の方がニキビで悩まされる割合が高いのですが、これは大人ニキビが女性特有のホルモンの変動に左右されることを示しています。

 

ティーンの時に出来るニキビと大人ニキビの違い

 

米国皮膚科学会員のAmy Derick医師によると思春期のニキビと大人ニキビの違いは発生する部位や場所が違うと言います。

・ティーンのニキビ

顔の上部(額など)、胸や背中の皮脂腺に沿って表皮~真皮にかけて比較的浅い部分に出来ます。黒ニキビ、白ニキビなど凹凸が小さいニキビが沢山できるのが特徴です。

・大人ニキビ

顔の下部(口や顎の周辺)に出来やすく直径1センチ前後の大きさで表皮~皮下組織まで及ぶ深い部分に出来るという特徴があります。体内のホルモン値の変動に関係すると考えられています。

 

一般的に「ニキビ用化粧品」はティーンのニキビに対応して作られている場合が多く、必ずしも大人ニキビ向けではありません。使用するに当たっては注意が必要です。専門の皮膚科を受診して適した医薬品または化粧品を使うようにしましょう。

 

ニキビを悪化させてしまう習慣と対処法

Everydayhealth.comでは米マウントサイナイ病院のFrancesca Fusco医師が大人ニキビを悪化させる習慣と対処法を紹介しています。

1.使用しているヘアケア商品や髪型を見直してみる

ヘアスプレーやオイルなどのヘアスタイリング剤が額や生え際周辺にかかり残ってしまう場合やシャンプーやリンスなのどのすすぎ残しがあると、それが毛穴を塞ぎ細菌が繁殖してしまう可能性があるといいます。また前髪などに付着しているヘアケア商品の成分が額の皮膚を刺激したり毛穴を詰まらせることがあるので前髪は出来るだけ皮膚に直接触れないような髪型に変えてみることをお勧めします。

2.顔ゾリをやめましょう

「お肌の透明感が増す」と言われている顔ゾリですが実は産毛を剃ったり抜いたりするとお肌の細胞が膨張しニキビの原因となる細菌が毛穴の奥に入りこみやすくなると言われています。また顔ゾリ後に使用する化粧品が毛穴を塞ぎコメドが出来やすくなるので注意して下さい。

 

3.次々と沢山の化粧品を試すのはやめましょう。

一年に平均約5~10個の新しい化粧品を使用すると言われていますが、実は色々化粧品を使用することはお肌に悪いと言います。米 Fifth Avenue Dermatology Surgery and Laser CenterのPaul Jarrod Frank医師によると『新しく保存料と有効成分を使用するということはお肌に刺激を与えたりニキビの原因になったりする」そうです。さらにショッキングなことに「このような理由からノンコメド化粧品であってもニキビが出来たりする」場合も。1つ2つの化粧品を少なくとも4~6週間効果を待つのが妥当だと言えます。

 

4.クレンジング方法を見直す

前出のPaul Jarrod Frank医師によるとメイクアップ剤が皮脂と混ざり合い、そこに細菌が繁殖して出来る化粧剤性ニキビは、化粧品のせいで出来るのではなく、間違ったクレンジング方法にあるとしています。化粧品はなるべくノンコメド処方のものを使用し、お肌に優しいと言われるメイクアップ商品を使用していても、就寝前には必ずきちんとクレンジングをしお肌をクリアな状態にすることが大切です。

 

5.旅行など外部環境の変化がある場合新しい化粧品の使用を控える

Paul Jarrod Frank医師によると休暇で旅行などする場合、湿度や気候の変化(現地の水に含有されるミネラルなども注意!)に身体がついて行けずにニキビが出来やすくなるのだそう。可能ならばペットボトル入りの水で洗顔したり、ホテルについているスキンケア商品を使用するのは控えた方がいいかもしれません。

 

6.サンスクリーン剤を見直す

サンスクリーン剤に含まれる酸化亜鉛や酸化チタンは毛穴を塞ぎやすくニキビを悪化させる可能性があります。ジェル状のサンスクリーン剤やオキシベンゾン、アボベンゾン、メトキシ桂皮酸やオクトクリレンが含まれるものがいいでしょう。

7.食事習慣を変える

2008年に行われたオーストラリアの調査では高グリセミック指数(食品の血糖値上昇度合いを表す数値)の炭水化物を多く摂取するグループでニキビの悪化が見られたそうです。高たんぱくで食物繊維を多く含む食材を取り入れるなど食事のバランスを見直すといいかもしれません。

8.ストレスを軽減させる努力をする

ストレスは神経伝達物質やホルモンの変動を引き起こして抗炎症作用を誘発し結果ニキビを悪化させます。また皮膚を厚くさせ、皮脂を過剰に分泌してしまうことで毛穴を塞ぎ深刻なニキビを引き起こしたりもします。良いストレス、例えば結婚式などもニキビを悪化させたりするので注意が必要です。

9.スマ-トフォン

一日を通してスマ-トフォンの表面は沢山の細菌にさらされています。それがお肌に接触すると細菌の繁殖にちょうど良い環境となりニキビになり易くなるのです、とFrancesca Fusco医師は言います。毎日一回はアルコールで除菌したり、使用する前に手を清潔にすることをおすすします。

10.乾燥肌

脂性肌がニキビが出来やすいということは多くの人が理解をしていますが、実は乾燥肌もニキビが出来やすい環境です。乾燥肌の表面は顕微鏡で見ると微細にひび割れていて亀裂が入っているため細菌が侵入しやすく結果ニキビが出来てしまいます。また剥がれ落ちた角片が毛穴に詰り、これもニキビを誘発させる要因になります。

 

以上がニキビを悪化させてしまう10の習慣です。皆さん当てはまるものはありましたか?

大人ニキビは約半数の人が経験したことがあるお肌の代表トラブルで、一度出来ると中々治りません。生活習慣を見直してニキビを出来にくい体質に変化させることが一番の近道になるかもしれません。