オーガニックコスメ・イルチ

オトナ肌の
処方箋

実は恐ろしい?日焼け止めのハナシ

この記事を書いた人:吉良 裕子

紫外線が怖いのは、言うまでもないこと。

紫外線が強くなる春先から夏にかけてだけでなく、秋や冬までも毎日SPF入りの化粧品を使用している人は多いのでは?

確かに、紫外線はお肌だけでなく健康にとっても百害あって一利なし。
日焼け止めの化学物質というのは、大きく分けて2種類あります。

紫外線をお肌に吸収させないように防御する化学成分や光を乱反射させて=紫外線吸収剤や散乱剤の事。

どちらの物質も必ずSPF表示のあるものには、入っているものなのですが、その日焼け止めに入っている化学成分が実は身体に大変危険だという恐ろしいニュースです。

日焼け止めの化学物質は体内に吸収され、血液中に流れ込んでいた:米当局の臨床試験から明らかに

市販の日焼け止めに配合される紫外線防御剤が、皮膚から体内に吸収されている──。
そんな臨床試験の結果を米食品医薬品局(FDA)が論文として発表した。
試験は小規模なもので、紫外線防御剤が人体に悪影響を及ぼす証拠が見つかったわけではない。
専門家からは「影響がわからない点が問題」との声も上がっており、FDAは審査の厳格化に向けて動き始めた。

出典:https://wired.jp/2019/05/08/sunscreen-chemicals-soak-all-the-way-into-your-bloodstream/

https://www.wired.com/story/sunscreen-chemicals-soak-all-the-way-into-your-bloodstream/

そもそもなぜ日焼けをするの?
日焼けの原因となる「紫外線」
この紫外線というのは、太陽から発せられる電磁波なのです。

紫外線には「UVA」と「UVB」と呼ばれ2種類があります。
そのうち短い波長の「UVB」が一番有害で、日本では真夏の7月から8月に一番多く出ます。

皮膚が赤くなり、いわゆる日焼け(サンバーン)を起こす紫外線。免疫系を狂わせ、シミや皮膚ガンの原因になり細胞を変形させてしまう恐れがあります。

『UVA]ももちろんシミやタルミの原因にもなるものですが、UVBより身体に危険はありません。

そんな危険一杯の紫外線でも、日焼け止めを塗れば、紫外線が皮膚の内側にある脂肪やタンパク質にまで到達してしまうのを避けることができます。

ではなぜ日焼け止めの紫外線防御剤が危険なの?
紫外線そのものも危険であることは間違いありませんが、紫外線防御剤までが危険なのはなぜか?
日焼け止めの化学物質=紫外線防御剤は、大きく分けて2種類あります。
紫外線をお肌に吸収させないように防御する化学成分(紫外線吸収剤)や光を乱反射させて=紫外線吸収剤や散乱剤の事。

紫外線吸収剤

化学物質の力で紫外線のエネルギーを包み込み、熱などのエネルギーに変換して皮膚の細胞に浸透せずに皮膚外に放出します。

主な化学成分

  • メトキシケイヒ酸オクチル
  • ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • オクチルトリアゾン
  • パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル

紫外線散乱剤

散乱剤(パウダー)が肌を均一に覆って紫外線を肌表面で反射、散乱させて紫外線の侵入を物理的に防ぎます。

主な化学成分:

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛

これまでは、紫外線吸収剤の発ガン性を一部の科学者が指摘してきましたが、オーガニック先進国であるヨーロッパでは使用を禁止しています。
ハワイでは2021年よりサンゴ礁への有害性が指摘される紫外線吸収剤を含んだ日焼け止めの販売や流通を禁じる法案が施行されます。

ハワイで日焼け止め販売禁止 サンゴ対策、21年から
2018/7/4 12:55
【ホノルル=共同】米ハワイ州のイゲ知事は3日、サンゴ礁への有害性が指摘される物質を含んだ日焼け止めの販売や流通を禁じる法案に署名した。イゲ氏によると、世界初の試み。2021年1月1日に発効する。
イゲ氏は署名後「ハワイの岩礁を守るための小さな一歩にすぎないが、取り組みを続けたい」と述べ、海洋汚染対策に力を入れる考えを示した。
販売禁止となるのは、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」が含まれる日焼け止め。サンゴ礁の白化などの原因になっていると一部の研究者が指摘している。法案が5月に議会で可決された。
米メディアによると、2つの成分は「コパトーン」など3500種類以上の製品に含まれており、ハワイのコンビニエンスストアなどで広く販売されているという。
医師の処方によるものは対象外。観光客が持ち込んだ日焼け止めは規制できないが、同州はサンゴ礁への有害性を伝えていきたいとしている。

出典:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32592250U8A700C1EAF000/

しかし、危険なのは紫外線吸収剤だけではありません。
紫外線散乱剤のおもな成分は、粘土や金属から作られている酸化チタン、酸化亜鉛ですが、最近では、今までの難点であった「白浮き」を防ぐために、
粒子を細かくナノ化した製品が販売されています。

このナノ化の物質は、最近の流行ですが、粒子が細かいことが実は曲者で、皮膚や呼吸器から金属物質が体内に入りこんでしまい、排出されないまま体内で蓄積する可能性があると危惧されているのです。
その上金属が体内で蓄積することによってアレルギーを起こしやすくもなっています。

イルチは、紫外線吸収剤だけでなく将来的な影響が不透明な紫外線散乱剤を含む全ての化粧品の製造を2016年に停止しました。

代わりに、紫外線吸収剤、散乱剤のお肌への直接的な接触から守り、かつ刺激や乾燥から優しく保護する「日焼け止めクッション保湿クリーム」と新しい「守りながら、保湿する新しいタイプのプレサンスクリーンプロダクト」であるサンパラソル・トマトクリームを発売しております。

https://ilcsi.co.jp/sunparasol